2016年11月3日木曜日

B-2301アンプに変更

学生の時に展示品を購入して今まで愛用したソニーのTA-F555ESLからの変更です。

山水B-2301 Vintageです。
古~いアンプですが。37kg・・・
1982年発売で47万。当時のフラッグシップです。

多分、山水の名が世界に出たアンプじゃないかと思います。

車がメインで88万のオーディソンなども使ったことがありますが。
このアンプ、国産の音じゃないです。なんていうか、海外製のような、引き込まれるような音がします。
また、4オームで550W!8オームだと300Wですが、私のは4オームなので・・・

アンプにパワーが必要だと思い知りました。

オクで5万ほどで購入しましたが想像以上にお買い得でした。
ONKYOのアンプで90年代のバブル期を狙っていたのですが、こっちで正解だったように思います。

ボリュームはDACで行っています。
今の時代レコードじゃないしDAC1台からの入力だからプリって無くてもいけますね。
ボリュームや他の入力があるプリアンプとじゃこっちはコストが全部アンプだけですし・・・
プリも100万クラスのはBBのオペアンプが山ほど使っているそうですが。さすがによい音がするでしょうけど。

このアンプはパワーと物量が・・・
今作ったら100万以上だろうなぁ・・・

購入してから1年ほど下書きのままだったのですが、アップしました。

報告他 告知

本当に久々の投稿です。
本当に色々あって・・・

昨年2015年春にどうも、しんどいと、某会社ディーラーを辞めて。
運転ならどんなになっても大丈夫なので、大型の免許を高知で合宿で取得。
合宿中にかなりの腹痛と発熱。なんとか無理矢理、乗り切って 免許を取得。

いざ、トラックに乗るぜ!って前にちょっと胃の具合が悪いとかかりつけ医のところへ。
そしたら・・・・翌日、家族を連れて 来るようにと???

カルテをもって近所の日赤へ。そしたら・・・・
末期がんで手術もしないので延命処置だけやりましょうとか。
一応2年を目安にってことで2015年6月に告知を受けてしまいました。

 ま、薬が無くなったら治療が終了、そこから2~3ヶ月でご臨終ってことになろうかと思います。
 現時点で2種類目の薬を継続して服用中なので、意外と2年よりは長くなりそうな感はありますが。
どっちにしても末期がんなのにかわりはありません・・・

世の中のオーディオも lightMPD/upnpgwになって、えらい高音質になっています。

APUをもっているなら、ぜひ試してみる価値はあります。

スタンドアローン版なら1台のAPUで体験出来ます。
今、私はあまりによかったのでPCエンジン社に新しいAPUを注文しているところです。


詳しいことは本家デッジファイのおとさんで確認願います。

2015年1月3日土曜日

XLRケーブル

今回アンプが変わったことでバランスを使うことにした。
ただ、初めてのバランス出力でケーブルは手持ちが無い・・・
おまけに、このケーブルが高い!。

どうしようかと思案した結果、いつものオヤイデさんのお世話になることにした。
ケーブルはお気に入りのFTVS-305が生産終了になって購入できなくなっていた。
色々悩んだが、ケーブルだけ一番上位のFTVS-910にした。
12,000円/mの高額ケーブルだ。そのかわり、コネクタは安いものにした。
また、DACのケースにもXLRコネクタが必要になるので、そこは今までのRCAを代用することにした。今回のXLRケーブルの反対側はRCAとした。
注意点はRCAのメスがDACのケースでアースされないようにすること。

XLRケーブルは30cmあれば足りるので、1m買って、10cmずつはトランスからRCAに使用した。
残り80cmを半分にしてケーブルを作った。

バランス入力に変わっているので、ケーブルだけでは無いと思うが・・・・
いや、凄まじい!
車で聴いていたときのような、色気がある。音楽を聴くのが楽しくなってきた。

以前オーグラインを四国の方のショップで購入した際にRCAケーブルは0.4~0.5mm線で十分と聞いていたが、この1mm線が圧倒して上のような気がする。
変則、RCA→XLRなので比較できないのが残念・・・

IV変換トランス続き

アンプを交換してバランス入力に対応できたので、トランスの出力をバランスに変更。
ついでに、1次側に以前買っていた抵抗470オームを装着。
抵抗はカイジン無線からDALEという抵抗を購入。
確か、1次側に3W、2次側に5Wを買ったと思う・・・
DALE NS-5 (5W)(116)
(USA)デール社製 無誘導巻線抵抗器 5W 寸法: 直径8.0 X 長さ24.0 X 線径1.0 (mm)
2次側は特に音に影響するらしいが、比較はしていないので、音がよい抵抗なのかはわからない。
ただ、見た目から金メッキの配線といい、音がよさそう。

配線は以下のとおり。
DACは前回の配線図を使って4本の出力を2本にまとめてトランスの1と3へ配線。

前回は5と8を接続してアンバランスで出力。8がどこにも接地していないので本当にアンバラだったのかは?だけど音は出ていたのでOK?

1次側の470Ωの抵抗について
結果ノイズが大幅に減るので取り付けした方が良かった。
スピーカーに耳を当てるとノイズが聞こえていたが無くなった。ただし、アンプの-20dBで使っているが-6dBでは少しノイズは残っている。

バランスはアンプ次第なので、参考にならないと思うが。
サンスイのB-2301というアンプを買ってきた。
色々と調べるとアンバランスは入力が1Vでアッテネーターを介して2Vから1Vにし、バランス入力はそのまま2V入力になっているらしい。
30年も前のアンプだからか、基本バランスで増幅しているらしい・・・
評論家の評価もバランスにすると1段上になって音も広がるとか。

アンバランスと比較してすぐにわかるほど音が広がり情報量も増したような感じになる。

バランスのXLRケーブルは今回自作したが、それは次回に。

2014年12月19日金曜日

IV変換をトランスに

しばらく、更新していなくてすみません。引越しやら転職など色々ありまして。


OPA627BPを14個使っていた、IV変換基盤をトランス式に変更しました。
実は引越しした際にアースを外して忘れていて、IVに触れて1枚壊してしまいまして。

色々調べて買ったのはこれです。
スエーデン製です。今の職場の主力商品が同国なので、少し親近感を感じます。
最初はMi-Takeさんのところで、テストしていたタムラ製のTK20を購入予定でしたが、どうやらルンダールのトランスが良いらしい・・・・ということで。
品番のXLは少し容量アップしているらしいです。通常のLL1538より1900円アップになりますが、同じ買うならとこちらにしました。2個で27000円(送料、税込み)でしたが、2週間ほど届くのにかかりました。

 配線ですが、トランスの方はデータシートがあるので、問題ないけど、DACからの配線がよくわからない。PCM1792WDACなので、片チャンネル都合4本出力があるので・・・
Mi-Takeさんのデータですが、探すのに苦労したので、アップしておきます。


 2次側(出力)のアースを外せばバランス出力になるはず。とりあえずはアンバランスで出力。
下図はトランスの配線図。

2次側の抵抗はとりあえず、4.7kΩ。1次側は470Ωで用意したけど、現状、未装着。
これで、オペアンプのIVと比較して半分くらいの音量。
自分にはこれくらいで調度よい感じだけど、参考までに。

 ちなみに、アムトランスさんに注文してすぐに振込みしたところ、1週間ほど何の音沙汰も無くメールを入れると慌てて電話が入りました(笑)ものがないので、うっかりしていたのだと思います。
結構感じの良い対応だったので。

肝心の出音の感想。
音が出た瞬間から、音色で今までを圧倒!が、高域が伸びない・・・・
これはエージングが必要で、数日後には上まできっちり伸びるように。

高域は若干オペアンプの方が伸びる気がするけど、それ以外はこのトランスが圧倒。
低域の量感が増えて、音色も心地よい!
なにより、定位がしっかりして、音に立体感と奥行きが。これは、アンプをグレードアップした感じ。
正直、トランスごとき?に2.7万?と思ったけど、この違いから考えると安い!

この音色は病みつきになりそう。

当然ながら、DACの出力から非接触になるので、ノイズ感が激減。
DACもシンプルになって。DACの中は本体のPCM1792Wの基盤とボリューム基盤。あとはDDCと電源のみ。電源も5Vのみ。
気が付いたらDACの箱の中はスカスカになってしまった(笑)

もし、今からDACを揃える人がいるなら、IV変換に高額なオペアンプを使う前にこれを使うことをお勧めします。




2014年10月30日木曜日

LightMPD新バージョン

発表になって半月ほど経っていますが。
apu.1c用のlightMPD-v0.07が公開されています。

64bitと32bitの2つともリリースされています。
変更点などはリンク先を参照していただくとして、主にアップサンプリングに力が入っているようです。
設定など変更点があるので、設定ファイルは今回の分を書き換えた方がよさそうです。


視聴した感じ64bitは今まで以上に高音質っぽい感じですね。
特に32bitは今までのような耳に障る圧迫感がなくなりました。

今回から、メインがLightMPDの32bitに変更になりました。
なかなかの高音質だと思います。

ただ、問題点もあります。

 webラジオが使えない。
 ビットレートの表示がおかしい。

この2点です。webラジオはapuがフリーズします。ご注意ください。
ビットレートはアップサンプリングなどしていなくても、大きな値で表示されるとのことです。
多分、アップサンプリングは指定しない限りされないと思いますが・・・




それから、プレイリストのフォルダの設定が変更されたようです。
最後にSの有無が変更になっているようなので、プレイリストを使っている人は注意が必要です。
playlist と playlists の違いです。

ちなみにvoyageMPDのプレイリストとは互換が無いようです。
タグキャッシュもだめでした。
そのままでは読み込みしませんでした。

2014年9月6日土曜日

ネットワークパーツの使い方

スピーカー(SP)のネットワークについての話になる。
一般に言われる5対3対2の5の部分に係わるだけに音の根本になってくる。
スピーカーの自作派には必須だが、既製品でも高級なパーツを使用していないことが多い。
変更することで色々なチューニングや音色の変更などチューニングが可能になる。

ネットワークの設定はこのhpを利用させてもらっている。
http://www.asahi-net.or.jp/~ab6s-med/NORTH/SP/netwark_canvas.htm
コンデンサやコイルの計算だけでなく、違うページに行けばボックスの容量計算やシュミレーションも出来る。


ネットワークには最低限コイルとコンデンサが必要になる。
配線方法は以下のとおりになる。上記hpの画像になるが


 ツイーター(TW)にはコンデンサがミッド(Mid)にはコイルが必要になる。
 普通スピーカーケーブルは最低限の長さで接続すると思う。2mで十分なところに10mは使わないはずだ。MIDは必ずコイルが必要になるが、このコイルの長さがバカにならない。
私も以前は箔巻きコイルを使っていた。このようなやつだ。

このあたり、知人に教わったことだが、コイルはこれを使っている
MUNDORF(ムンドルフ)のOFC空芯コイル2.0mmだ。
1.4mmの細いものもあるが、やはり、太い方がおすすめになる。多分ロスが少なくなるのだろう。
スピーカーから出てくる音も一変する。
コンデンサの最高峰はMUNDORFで間違いないと思う。そこのコイルだし間違いは無いと思う。
購入先はコイズミ無線になる。 0.33mHで3千円弱なので無茶な高額商品ではない。
コイルに関しては効率のよさそうなものを選ぶのがコツになると思う。

次はコンデンサだ。
私もオーディオに無制限で投資出来るなら、MUNDORFだ・・・・
SUP/SILVER&GOLDの1μFで1万ほどする。
コイルは効率だったが、コンデンサは実は並列で接続する方法がある。
抵抗と逆に並列にすると容量が増える。
 2μF必要なら1μFを2個並列に使うことが出来る。
わかると思うが、この方法で高級なコンデンサを使うと・・・十万円くらいはあっという間だ。

ちなみに私はロシアの軍用オイルコンデンサを使っている。
このようなやつだ。上側のはかなりデカイ。

 もちろん、タバコはネットワークには使えない(笑)サイズの確認用。
昔はヤフオクで売っていたが、今はネットワークに使えるサイズの扱いは無いみたいだ。
上の写真で下側が1.5μF、上が10μFになる。
BENNIC、シズキ、SOLENあたりが一般的?だが、それと比較してしっとりとした、瑞々しい音になる。
ちなみにミッドのインピーダンス補正にはMUNDORFの一番安いコンデンサを使っている。

インピーダンス補正についてだが、ミッドの周波数特性を読むと高域で暴れることがわかる。
要はその部分を押さえるために使う。8オームのミッドなら8オームの抵抗+コンデンサになる。
これを使うとネットワークが増える分、音がマイルドな方向になりやすいが、ボーカルのサ行など少しきつい部分を抑えることが出来る。
ホームでは情報量が多いので使った方が良い結果になりやすいと思う。


ネットワークは、ある意味LINUXと同じで鬼門になると思う。
私はロシアンコンデンサという逃げ道を見つけることが出来たが。

まとめると、
・コイルは効率のよいMUNDORFの2mmがおすすめ。
・コンデンサはコスト次第だが、並列接続する。
  最初から並列を視野に入れて構築するとバージョンアップがしやすい。
・ホームならインピーダンス補正はおすすめ